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2006年度 秋季特別展

十王像 室町時代 絹本着色

中国唐代末から五代にかけて、10人の王が亡者を裁くという信仰が成立し、我国でも鎌倉時代には定着した。各幅の中央に王とその臣、上部の円相内に各王の本地仏、下部に地獄や餓鬼、修羅などの苦しみを描く。

往生極楽院千仏図 平安時代 板絵彩色

往生極楽院内には種々の壁画が絵がけれているが、
これは外陣長押上小壁に描かれた板絵の千体仏。
それぞれの画面には縦五段に施無畏・与願の印を結んだ
朱衣の如来と白衣の如来が互い違いに描かれている。

往生極楽院装飾板 平安時代 板絵彩色

往生極楽院には天井、来迎壁、柱、長押などに
さまざまな絵画や文様が彩色されていたが、
これは創建当初に内陣長押などに打ち付けられた薄板で、
蓮華文などの装飾文様が描かれている。

阿弥陀二十五菩薩来迎図 鎌倉時代 絹本着色

皆金色の阿弥陀如来と25人の菩薩、二人の彩色の僧形が来迎するありさまを描く。鎌倉時代中期に二十五菩薩和讃が唱われるようになり、二十五菩薩を伴う阿弥陀来迎図が盛んに描かれるようになる。

恵心僧都像 室町時代 紙本着色

恵心僧都源信(942-1017)は9歳で比叡山に登り、高名な学僧となったが、世俗の名利を捨て、横川に隠棲。地獄極楽のありさま、極楽往生の方法を説く『往生要集』を著わし、のちの浄土信仰に大きな影響を与えた。

安養尼像 江戸時代 紙本着色

安養尼は恵心僧都源信の姉妹。
熱心な浄土信仰者として知られ、『大日本国法華験記』や『今昔物語』には、
その修行のありさまやさまざまな奇瑞、極楽往生のありさまが伝えられている。

京都府指定文化財 阿弥陀聖衆来迎図 鎌倉時代 絹本着色

来迎する阿弥陀聖衆の向かう画面の右下には「立誉臨終正念」の墨書があり、
立誉という人物の臨終に際してこの来迎図が儀式に用いられた可能性が指摘されている。
また、画面上部には恵心僧都作とされる賛文がある。

天台大師像 江戸時代 絹本着色

智顗(538-597)。中国南北朝-隋代の僧、天台宗の教義を確立する。
智者大師、天台大師と称される。その肖像は最澄により我国に伝えられたと考えられ、
その写本が数多く伝わり、これもその一つである。

伝教大使像 江戸時代 絹本着色

最澄(767-822)。日本天台宗の開祖。
三千院は最澄が比叡山東塔南谷の梨の大木のかたわらに円融房という草庵を建てたのに始まる。
三千院を梨本門跡、三千院の経蔵を円融蔵と呼ぶのは、その縁である。

極楽院勧進帳写

往生講私記

三千院紅葉古口決

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