盂蘭盆会施餓鬼法要(うらぼんえ せがき)

7/15(土) ~ 7/15(土)

日時 7月15日 午前11時
場所 宸殿
法要 九条錫杖(くじょうしゃくじょう)声明法要
備考 参拝随喜自由


法要内容
◎盂蘭盆
かつては梵語の音写で、死者がさかさまに吊るされているような苦しみの意味で、その救済のための法会を盂蘭盆会とされていたが、今日の研究では「うらぼん」の語はイラン系ソグド人の用いる言葉「ウルヴァン」(霊魂)に由来するとされています。イランの死者霊崇拝と農耕儀礼が中国の農耕儀礼(中元)、および仏教習俗と合して成立したものです。
元来、安居(あんご)の終わりの7月15日に百味の飲食(おんじき)を僧侶に捧げて供養したのが始まりで、今日では先祖の霊に飲食を供え、餓鬼(がき)に供物を施す施餓鬼会を伴って行われます。7月13日の夜に迎え火、16日の夜に送り火を焚く習俗があり、地域によって旧暦に行われています。
この法要では三千院門主が大導師をお勤めになって天台密教の秘法である光明供(こうみょうく)を修法し、僧侶が天台声明の大曲である「九条錫杖」という曲を唱え、錫杖師(しゃくじょうし)が各条ごとに錫杖を振り鳴らします。これによって三界万霊すべてに及ぶ過去の霊を成仏に導き、同時に世界平和と人類の幸福を祈願いたします。
「九条錫杖」を全曲唱えれば一時間近く要しますので普通には簡略の形式が用いられますが、三千院では九条全曲を唱えますので、法要全体としては二時間近くを要し、全国的にも非常に稀な法要として有名です。

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