秋季彼岸会

9/23(土) ~ 9/23(土)

日時 9月23日 (毎年日程が変更します/秋分の日)
場所 宸殿
法要 午前11:00 曼荼羅供法要(胎蔵界・金剛界・合行を隔年で行う)

法要内容
曼荼羅(まんだら)とは、サンスクリットの音写語で、真髄・本質を得る意味から、仏の無上正等覚(むじょうしょうとうかく)という最高の悟りの本質を得るとされています。
密教では曼荼羅は悟りを得た場所、さらには道場を意味し、道場には壇を設けて如来や菩薩が集まるところから壇や集合の意味が生じ、ひいては集合図(神聖な壇に仏・菩薩を配置した図絵)を描いたものを曼荼羅と称するようになり、宇宙の真理を表しました。
曼荼羅には、胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅があります。胎蔵界は716年に来唐した「善無畏」が翻訳した『大日経』の説にもとづいて作図されたものです。大日如来の理念を示したもので物理的な理・形を表したものと言われています。金剛界は720年に来唐した「金剛智」が翻訳した『金剛頂経』の説にもとづいて作図したものです。大日如来の智徳を示したもので精神的な智・働を表したものと言われています。
大日如来は(だいにちにょらい)は、大遍照如来、偉大な輝くものを意味し、もとは太陽の光照のことでしたが宇宙根本の仏の名になりました。すなわち宇宙の実相を仏格化した根本仏で、密教の仏・菩薩の最高位に位置し、曼荼羅の中尊仏です。この大日如来の悟りの境地・仏の世界を図画した曼荼羅は、インド、チベットでは土壇の上に胡粉で描かれていましたが、中国や日本では掛け軸に代わり、礼拝の対象となり観想の対象となりました。
毎年秋の彼岸会では、三千院門主が密教の修法をしつつ、僧侶が仏教音楽の声明を唱えて諸尊諸仏を讃歎し供養します。特に曼荼羅供法要で唱えられる声明は「天台声明の華」と呼ばれるほど、華やかな趣きがあります。三年を一周期として「胎蔵界」「金剛界」「(金・胎)合行」の曼荼羅供法要をおこないます。法要に参加することを「随喜する」と言いますが、このご参拝のご縁を大切にされて、ご随喜されますならば、仏さまから量りがたい功徳を授かることでしょう。

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